着物の知識
とにかく万能な塩瀬の帯のコーディネート
「着物好きは塩瀬の帯が手放せない」と言われるほど、昔から着物好きの強い味方となっている塩瀬の帯。どんな着物に合わせられて、どの季節につけられる帯なのでしょうか。
着物に紋を入れるなら実家の家紋?嫁ぎ先の家紋?
礼装としての格の高い着物や、色無地や江戸小紋などオシャレ着としても着れる着物の格を上げたい時には着物に紋を入れます。「紋」とは一般的に家紋のことを指しますが、紋の数によって着物の格が変わったり、紋自体にも格があったり、また実家の家紋と嫁ぎ先の紋とどちらを入れるべきかなど、少しややこしいですよね。
帯の種類・柄付けと特徴を知る
帯の種類や柄付けにはいくつか種類がありますが、そう多くないので覚えてしまえば簡単です。いざ帯を購入しようと思った時、お店の人に教えてもらいながら買えるのであれば問題ありませんが、ネットで購入する時などは自分で知識を持っていると便利ですよね。ここでは帯の種類・柄付けとそれぞれの特徴をご紹介していきたいと思います。
着物や帯の季節の柄を知る
着物がオシャレだと言われる理由、そして難しいとも言われる理由の一つが「季節の先取り」ではないでしょうか。
昔の人は少しだけ先の季節の柄を合わせることで、次の季節の到来を待ちわびている感じを楽しんだそうなんですね。例えば1月の今でしたらもうすぐ咲く梅の花柄の帯をつけたり、桜の花柄を3月中旬頃から楽しんだりするのです。この「ちょっと先取り」は季節の花を知らないとできないですし、時期外れに身につけていると思わぬところで恥ずかしい思いをしてしまうかもしれないので、着物初心者にとってはちょっとしたハードルになりますよね。ということで、迷ったときにちょっと見返せるような一覧表を作ってみました。
袷と単衣の違いと衣替えのタイミング
洋服と同じように、着物にも冬物と夏物がありそれぞれの時期で衣替えをします。ここでは、冬物着物の袷(あわせ)と夏物着物の単衣(ひとえ)の違いと、衣替えの時期や衣替えに合わせて替える物をご紹介していきたいと思います。