
もうすぐ3月に入り、待ちに待った春が近づいてきますね。桜を始め花が一斉に咲き出すので週末は散歩も楽しくなってきます。今回は、人気エリアの鎌倉を着物で散策するおススメスポットをご紹介します。
目次
着物で散策する鎌倉のおススメスポット
鎌倉大仏高徳院
まず最初に訪れたいのは、江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩7分ほどの場所にある鎌倉大仏。鎌倉のシンボルとも言えるこの大仏は、日本三大大仏の1つでもあります。こんなに大きな仏像が、建立当時はなんと金箔で覆われていたというのでビックリです。
別途料金を払えば大仏の内部に入ることができますが、とても狭い中を人が行き来しながら階段を上ったり下りたりするので、心配な方は外から眺めるだけの方が良いかもしれません。
鎌倉大仏殿高徳院HP:http://www.kotoku-in.jp
長谷寺
鎌倉大仏から徒歩7分ほどの距離にある長谷寺。1年を通じ「花の寺」として親しまれ、手入れされた庭園で色々な花を楽しむことができます。見晴台からは由比ヶ浜など相模湾を見渡すこともでき、人気デートスポットとしても有名です。特に人気なのは紫陽花の季節ですが、着物に雨は天敵なので着物で行くなら春か秋がおススメです。海の風を感じながら着物で庭園散策、なんて贅沢な時間を過ごせるはず。
また、観音堂には日本最大級の木造観音「十一面観世音菩薩」があり、高さ9mもの観音様は必見です。
長谷寺HP:http://www.hasedera.jp
鶴岡八幡宮
鎌倉といえば鶴岡八幡宮といっても過言ではないほど、人気観光スポットですね。源頼朝ゆかりの神社で週末ともなると観光客や参拝者で人が溢れかえります。
パワースポットとしても有名で、仕事や生活に変化・再生をもたらすとも言われています。また境内にある「政子石」は家庭円満・安産祈願のスポットとしても知られ、男性でも女性でも参拝してご利益に預かりたいところです。さらに鶴岡八幡宮はミシュラン三つ星の観光スポットでもあるため、外国人の旅行客も多いのが特徴です。着物で歩いていたら写真撮影をお願いされるかもしれませんね。
鶴岡八幡宮HP:https://www.hachimangu.or.jp
ちなみに長谷寺から鶴岡八幡宮に向かうには、徒歩だと30分ほどかかりますので、江ノ電(江ノ島電鉄)がおススメです。江ノ島の海を眺めながら5分ほど電車に揺られて到着です。
小町通り
鎌倉東口から鶴岡八幡宮まで伸びる通りで、食べ歩きで大人気のエリアです。コロッケ、肉まん、たこ焼きとボリューム満点のものから、生チョコ、ワッフル、クレープ、お団子と甘党も大満足なお店も揃っています。散策でペコペコになったお腹も、ここなら文句なしで満たしてくれるはず。
情緒のある通りは和服にもピッタリで、撮影スポットもたくさん見つかると思います。観光客だけでなく地元の人にも人気のスポットで多くの人が食べ物を手にしながら歩いているので、着物を汚さないようにだけ注意してくださいね。
いかがでしたか?今回は割愛していますが、JR鎌倉駅のお隣の「北鎌倉駅」近辺にある建長寺や円覚寺は桜の名所としても知られています。お花見シーズンに鎌倉を訪れるのでしたら、少し足を伸ばして北鎌倉まで行くのも良いと思います。
鎌倉散策の着物コーディネート
庭園を散策したり、参拝したり、食べ歩きしたり、とやること満載の鎌倉散策には、オシャレ着の中でもカジュアルに着れる小紋と紬がピッタリです。基本的には舗装された道なので足元の汚れなどはそんなに気にしなくて大丈夫だとは思いますが、着物が汚れてしまうのが心配な方は自宅の洗濯機でも洗えるポリエステルの着物が気楽で良いかもしれません。
冬は洋服でも着物でもダークカラーのコーディネートが中心になるので、春になったら明るいトーンの着物でコーディネートしたいですね。
ピンクの小紋×白の帯
桜色のピンクは春にピッタリ。この小紋はお気に入りなので正直一年中着ておりますが、帯で季節感を出しています。
淡いピンクの紬×グリーンの帯
淡いピンクの紬も春に着たい色です。写真だと少し見えづらいかもしれませんが、大きな蝶の柄が全身に入っています。蝶の柄は1年を通じて着れる柄だそうですが、やっぱり春が一番合う気がします。
ライトグリーン・イエローの紬とえんじ色の帯
こちらも春の庭園にマッチしそうな色合い。明るいカラーの紬は、春の軽やかな雰囲気によく似合いますよね。
小物でオシャレをするなら、花柄の入った半衿や足袋を身につけるのも素敵だと思います。自慢のコーディネートでぜひ鎌倉散策を楽しんでください♪
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