
最近着物が若い女性たちの間でも人気が高いという話をチラホラ聞くようになりました。日本への外国人観光客が増えてきたり、2020年には東京オリンピックが控えていたりと、日本の素晴らしい文化を見直す人も増えてきているのかもしれませんね。
着物をこれから習いたい人、久しぶりに着物を着ようと思っている人向けに、「これさえあれば着物を着られるセット」を整理してみましたので、こちらでご紹介させていただきます。
これさえあれば着付けが始められるセット
では早速、着付けに必要なもの一式を写真とともにチェックしていきましょう。

足袋(たび)
これは皆さんご存知ですね。いわゆる和装の靴下です。

肌襦袢(はだじゅばん)と裾除け(すそよけ)
和装の肌着です。下着の上につけていきます。ワンピースタイプのものもあります。

補正タオル
補正は美しい着付けには不可欠です。写真は手作りですが、ベルトタイプで市販のものもあります。

衿芯(えりしん)
美しい衿元の必須アイテム。長襦袢の衿の外側に通して使います。

きものクリップ
着付け中に帯をとめたりするのに使います。3〜4個あれば足りると思います。

着付けベルト
昔の人は腰紐や伊達〆(だてじめ)などを何本も何本も使いながら着付けしていたそうですが、今は便利なベルト類が豊富にありお出掛け中の着崩れも防いでくれるので、積極的に取り入れていきたいですね。

帯結びのセット一式
左上から時計回りに、帯・帯枕(おびまくら)、帯上(おびあげ)、帯板(おびいた)、帯〆(おびじめ)です。名古屋帯の結び方や小物の使い方は以下のページでご紹介していますので、良かったら見てみてください。名古屋帯の結び方|ひとりでも失敗しない秘訣

草履(ぞうり)

バッグ
着物を着てお出掛けする際にはどちらも欠かせないアイテムです。バッグは着物専用のものもありますが、わざわざ揃えるのも大変なので小さめの革バッグなどでも全く問題ないです。夏はカゴバッグと合わせてオシャレを楽しむのも良いですね。

長襦袢(ながじゅばん)と半衿(はんえり)
長襦袢:肌着の上、着物の下に着る下着の一種。着物を汗や汚れから守る大切な役割を果たします。
半衿:長襦袢の衿につけるもので、写真のようにシンプルな白から、柄のついた半衿もあります。半衿の柄でオシャレを楽しむ人も大勢います。

着物
結婚式などで着る礼装のものから、写真のようなオシャレ着まで本当に幅広い種類があります。オシャレ着とは、礼装の留袖・振袖とは違い、小紋や紬などで普段のちょっとしたお出掛けやお食事にも着ていける着物です。
初めて着付けに挑戦したいと思っている人は、一つ一つ小物を揃えていくのも大変でお金もかかりますので、こういう小物セットみたいなものが便利だと思います。足りないものは個別に買い足していくとお財布にも優しくていいですね。
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価格:2,980円 |
私も初めての時は着物までセットになっているものを購入して、練習で気兼ねなく使い倒しました 笑
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