
長襦袢の着付けが出来たら、次は着物の着付けです。長襦袢と比べると少し難しそうですが、着物もポイントを押さえつつ何回か練習すれば、初心者でもひとりでも美しい着付けがマスターできると思います。ただし、ポイントは漏れなくしっかりと押さえて欲しいところですので、順を追って説明していきますね。
着物の着付け
まずは動画を見てみましょう。
いかがでしたか?初めてだと少し難しく感じるかもしれませんね。動画を見ながら実際にご自身の着物で練習をしていくと意外とスムーズに上達できるのではないかと思います。
着物は着付けのポイントを押さえているかどうかで仕上がりが本当に大きく違ってきますので、練習するときには是非次の項目のポイントも合わせてチェックしてみてください。
初心者でも着物を美しく着こなすための6つのポイント
着物を美しく着るポイントは以下の6つです。
- 中心を合わせる
- シワのない着付け
- 寸胴
- 裾つぼまり
- 横の線は右上がり
- 衿の抜き加減はこぶし半分程度(礼装の場合はこぶし1つ分)
どれもとても大事なポイントですので、一つ一つ説明していきます。
- 中心を合わせる
着物は下半身は少し右寄りで問題ありませんが、上半身の背中心は忘れずに合わせるようにしましょう。前側も、着物と長襦袢の衿合わせが縦で一直線になるように意識すると綺麗な衿合わせになります。
2. シワのない着付け
上半身・下半身ともに着付けによるシワは綺麗に伸ばしていきましょう。腰ベルトやコーリンベルトを締めたら必ずベルトの下に人差し指を入れて背中心から脇に向けて指を這わせていくと、横のシワが綺麗に脇に寄っていきます。縦のシワはおはしょりの下の部分を掴んで下の方に引っ張るようにしてしっかりと伸ばしていきます。
3. 寸胴
洋服は体の曲線をアピールするものが多いですが、着物は寸胴(ストンと一直線)になるように着るのが美しく着るポイントです。胸とウエスト周りに曲線がある場合は、下の写真のような補正タオルを巻くことをオススメします。写真ではタオルを長めのガーゼに縫い付けていますが、次の項目で紹介している補正パッドを利用するのも手軽でオススメです。
- 補正タオルで美しい着付けが簡単にできます
4. 裾つぼまり
着物はスカートのように裾が広がっていると格好悪いですので、必ず足元は裾つぼまりに着るようにしましょう。肌着の裾除け・長襦袢・着物と全て裾つぼまりに着付けていくのがポイントです。
5. 横の線は右上がり
着物の裾の仕上がりは水平ではなく、少し右上がりにします。あまり上げすぎてしまうのも良くないので、4〜5cmを目安にするのが良いと思います。
6. 衿の抜き加減はこぶし半分程度
長襦袢と同様に、衿の抜き加減はこぶし半分程度が目安です。詰めすぎ・抜きすぎに注意しましょう。
着物の着付けに便利なグッズ
長襦袢と同様に、着物の着付けでもやはりベルトが大活躍します。ベルトは紐と違い締め付けられすぎないので、お出掛けしていても比較的楽に過ごせます。 腰ベルトは滑りどめがついているものもあり、お出掛け中の着崩れを防いでくれるとても優秀なアイテムです。初心者でも失敗しない着付けの強い味方グッズは積極的に活用していきたいですね。
★美しい着付けの味方「補正パッド」
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